建築家/タリン応用科学大学 建築学部教授 林 知充の講演会を、下記の通りZOOMにて開催しますので、お知らせ致します。
2001年以来エストニアで活動している中で感じるのは、市民をも巻き込んで、建築つくりを通して街のリノベーションをやっているという感覚です。今回は、私の住むタリンの街の成り立ち、Detailed planning(地区詳細計画)によるまちづくり、そして我々のプロジェクト(新築・改築)を交えながら、街と建築が連続しているというお話をしてみたいと思います。
記
<講演会について>
- 開催日時 :
- 5月9日(金) 17時〜18時半
- テ ー マ :
- 「街のリノベーション・建築のリノベーション」―エストニアの街と建築の連続性について
- 定 員 :
- ZOOM方式 100名
- 参 加 費 :
- 無料
- 参加申込 :
- 参加申し込みは、下記リンクからZOOMへの登録をお願いします。
林知充 先生Zoom講演会・申込リンク
<林知充先生のご紹介>
建築家
Hayashi-Grossschmidt Arhitektuur/ HGA共同主宰
タリン応用科学大学 建築学部教授
略歴
富山県生まれ。1994年横浜国立大学工学部建築学科卒業。1999年ヴァージニア工科大学(Virginia Tech)大学院建築学修士課程修了。ラファエル・ヴィニョーリ・アーキテクツ(Rafael Viñoly Architects, New York) 勤務後、2001年エストニア・タリンにて設計活動を開始。2004年より HGA を共同主宰。2021年よりタリン応用科学大学建築学部教授。
「エストニア国立博物館(2016)」においては、ローカルアーキテクトとしてDorell Ghotmeh Tane/ Architects と協働、設計監理を務めた。「ロッテルマン小麦倉庫の改築によるオフィスビル(2009)」、「ルッテル家具工場機械棟の改築によるオフィスビル(2017)など、文化遺産を改修・改築し再利用するプロジェクトなどを手掛ける。タリンの海岸沿いに位置する元「パタレイ要塞」やルッテル家具工場跡地の再開発計画が進行中。
ヨーロッパ文化遺産賞「ヨーロッパ・ノストラ賞」特別賞(2020)、IFI (国際インテリア建築家協会) WORK部門金賞(2020)、エストニア文化基金建築賞大賞(2017)ならびに建築賞(2003、2009年)、EU現代建築賞「ミース・ファン・デル・ローエ賞」入選(2005、2008、2019年)等、他多数受賞。