「まちづくりファシリテーター」とは?
街には、空き屋、空き地や中心市街地活性化などの課題があり、建築には新築のみならず、リノベーションや編集設計が求められています。これには幅広い知識を持つ、まちづくりファシリテーター(促進者・調停者)が求められています。JCAABEは文科省の委託事業として2019年~2021年に建築系の「まちづくりファシリテーター養成講座」事業を実施しました。
※2023年度日本工学教育協会工学教育賞(業績)、2024年度日本建築学会教育賞(教育貢献)を受賞しました。
「まちづくりファシリテーター」資格取得の良さ
講座は30コマで構成され、都市計画、まちづくり、合意形成、建築デザイン、防災・修復・エネルギー、不動産・経営など、まちづくりに必要な幅広い知識を得ることができます。履修完了者には、「登録まちづくりファシリテーター」登録カードが発行されると共に、準会員としてJCAABEのホームページ掲載できますので、能力の客観的表示ができます。また、2年の実務を経て、一級建築士取得により「認定まちづくり適正建築士」として認定されるキャリアストーリーがあります。
「オンラインまちづくりファシリテーター」の講座の受講方法
30コマの講義を受講、この内、21コマは動画教材で、9コマは演習です。オンディマンド動画教材は申込後に動画視聴の情報が送付されます。演習については、JCAABEの協力高等教育機関で実施されるカリキュラムにオンライン参加いただいて履修します。テキストは下記参照(文科省事業、開発報告書)
動画教材とオンライン参加の講義レポート提出(200~400文字/講義)、オンライン口頭試問(1H)での承認を経て履修完了となります。
留意点:
- 当講座の演習科目は協力高等教育機関にオンラインで参加するため、その講座の受け入れ人数を超える場合は受講ができません。事前にJCAABE事務局にご確認をお願い致します。
- まちづくりフィールドワーク実習については、オンライン参加となりますので、ディスカッションや講評会には参加できますが、現地フィールドワークには同行できません。
費用
28000円(登録費用含む)※履修完了後に登録カード(準会員)が発行され、HPへ掲載可能です。(初年度準会員年会費は免除)
お申し込み方法
- オンライン申込フォームから申込みます。
- JCAABEから受付したとの連絡があります。
- 受講料(28,000円)を振込み、振込んだとの連絡を入れます。
- 担当講師からオンラインスクーリングの日程調整が行われ、スクーリングを実施します。※スクーリングでは担当講師からの講座概要や履修方法の説明が行われます。
- 受講者各自で受講スタート、オンデマンド動画の受講履修と対面またはオンラインの演習やワークショップの受講履修をします。対面またはオンラインの演習やワークショップ受講は事前に担当講師へ申込みが必要です。各講義受講後にはグーグルクラスルームに感想レポート(200~400文字)を提出します。
- すべての受講完了、感想レポート提出後に担当講師に履修完了報告をします。
- JCAABEにて履修審査を行い承認となります。
- JCAABEから資格証、登録カードが発行されます。JCAABEの準会員となりホームページに掲載されます。(掲載情報は選択可能です)